2026年3月10日、おきなわワールドにて、残波大獅子太鼓によるランドセル贈呈セレモニーを開催しました。
1996年よりおきなわワールドを拠点に公演を続けてきた残波大獅子太鼓は、今年で30年という節目を迎えます。
その節目にあたり、これまで支えられてきた地域への感謝と、次代を担う子どもたちへの応援の気持ちを込めて、沖縄県内で中国伝統芸能「変面」などの公演活動を行うボランティア劇団「ジャオホイ劇団」に、ランドセル10個を贈呈しました。
この取り組みは、ジャオホイ劇団が約8年前から継続してきた子ども支援活動に賛同し、地域文化団体同士が連携して実施した社会貢献活動(SDGs)の一環です。
ランドセルはジャオホイ劇団を通じて新一年生へ届けられます。

残波大獅子太鼓は、1984年に読谷村で結成され、沖縄の伝統芸能をベースに、迫力ある和太鼓演奏を取り入れた独自のスタイルで活動を続けてきました。長年にわたりおきなわワールドを拠点にエイサー公演を行い、“沖縄文化の伝え手”として多くの来園者に感動を届けてきた団体です。
一方、ジャオホイ劇団は、四川省の伝統芸能「変面」などの公演活動とあわせて、さまざまな事情によりランドセルの購入が難しい新一年生へ、無償でランドセルを届ける支援活動を県内で継続しています。
こうしたそれぞれの歩みと想いが重なり、今回のセレモニーへとつながりました。

セレモニー当日は、会場に並べられた10個のランドセルを、残波大獅子太鼓の獅子舞がひとつひとつくわえ、ジャオホイ劇団のメンバーへと手渡しました。その様子を来園者が見守るなか、あたたかな拍手に包まれました。
セレモニーの最後には、観覧していた方々も加わり、沖縄の祝いの席に欠かせないカチャーシーで締めくくり。にぎやかな雰囲気の中、笑顔あふれるひとときとなりました。

残波大獅子太鼓の代表は、「ランドセルは小学生になる際の象徴的なものであり、子どもたちの思い出に残る贈り物として選びました。元気いっぱい学校に通い、毎日笑顔で過ごしてほしい」とメッセージを送りました。
ジャオホイ劇団の代表は、「支援を必要とする子どもたちがいる現状はあるものの、地域のつながりの中でこうした思いが広がっていくことに意義を感じている」と述べました。
また、これまでランドセルを受け取った子どもたちは満面の笑顔を見せ、そのまま背負って帰りたいというほど喜ぶ姿も見られたと振り返り、「今回のご支援に心より感謝しています」と話しました。

今回のセレモニーは、おきなわワールドにとっても、日頃より公演を行っていただいている残波大獅子様とともに、地域とのつながりを改めて感じる機会となりました。
ランドセルは今後、ジャオホイ劇団を通じて新一年生のもとへ届けられる予定です。子どもたちの新しい一歩が、笑顔に満ちたものとなることを願っています。











