本日1月7日は旧暦12月8日、沖縄ではムーチー(鬼餅)の日で、
月桃やクバの葉に包んだ餅(カーサムーチー)を仏壇などに供えて子供の健康祈願をする習わしがあります。
写真は子供のいる家で子供の年の数だけつるす「サギムーチー」で、月桃の葉で包んだものです。
他にも、生まれた子が初めて迎えるムーチーは「ハチムーチー」、クバの葉で包んだ特大のムーチーは「力(ちから)ムーチー」といいます。
香りの強い月桃の葉には邪気祓いの意味があり、地域によってはムーチーを食べたあとの葉で十字型の魔除けをつくり、軒につるす所もあります。
今でもムーチー作りや仏壇に供える風習は残っていますが、ムーチーを軒につるす光景はなかなか見られなくなりました。 城下町内の上江洲家、旧上里家でサギムーチーを見ることができますのでぜひゆんたくしていってください。
ムーチーの頃に寒くなることを「ムーチービーサ」といいます。
本日はその通り、最高気温16℃のムーチービーサになりました。
北風も強く、実際の気温よりも寒く感じられますのであたたかくしてお越しください😊