本日は観察会開始直前まで雨と雷でしたので、コウモリ観察会の前に行うレクチャーは屋内で行いました。
洞窟の暗闇に目が慣れてくると、しだいに頭上を飛翔するコウモリの気配が感じられるようになってきます。まず最初は「見ようとするな、感じろ」というところでしょうか。
玉泉洞をねぐらにするオキナワコキクガシラコウモリは時速30㎞くらいで飛んでいるそうです。目で追うのはなかなか大変です。
写真には写っておりませんが、あずまやの上をたくさんのコウモリが飛び回っています。
コウモリに配慮してストロボはNGなので、写すのは困難です。
飛んでいるコウモリが、ときたま天井にぶらさがるとき、その小ぶりな姿に驚きます。
「かわいい」などの声もよく聞かれます。
バット・ディテクターを向けると、飛んでいるコウモリの声とは異なる声が聞こえてきます。
状況によって声を出し分けているようです。
観察をしているときでしょうか、しらずしらずに参加者の方の配布資料にコウモリのフンが落ちていたそうです。ちなみにコウモリのフンは米粒くらいの大きさで、コウモリは飛びながら排泄できるそうです。
宝くじ当たるとよいですね。
参加者のみなさんに感想を書いて(描いて)いただきました。ご紹介いたします!
コウモリ観察会のT先生はいつもコウモリが描かれたTシャツを着ています。
皆さんの描いた絵をTシャツにして、コウモリを観察しに出かけるのも良さそうですね。