沖縄にいるコウモリたちは冬眠しないそうです。
食べ物はどうしているのでしょうね?
T先生が右手に持っているものはコガネムシの標本です。
先生によれば、冬の1月ごろ沖縄で発生するコガネムシがいて、このような虫を食べることもあれば、冬のあたたかい夜であれば小さい虫が発生することもあるので、そのようなものを食べているそうです。
夏はコウモリたちにとって食べ物がたくさんある時期。荒天でないかぎり毎晩森へでかけて狩りをします。一晩で自分の体重の半分くらいの昆虫を食べると考えられています。
飛びながら糞をすることもできるので、実際はそれ以上に食べているかもしれません。
日没、コウモリたちは玉泉洞の出口を目指して支洞から飛び出してくる。
そんな支洞の分岐点へバット・ディテクターを向けるとコウモリの声が聞こえてきます。
今回もたくさんの子どもたちに感想を描(書)いていただきました!
コウモリは長生きする哺乳類で、50年ほど生きているコウモリも確認されているようです。
よく寝て、よく飛び、よく食べる。
そんなコウモリの生活スタイルを見習うと、長生きするかもしれません。