おきなわワールドでは毎年8月2日に「ハブ供養」を行っています。この日、パーク内「ハブ博物公園」では職員たちが天蛇観音(てんじゃかんのん)に祈りを捧げます。
「ハブの日」とは?
語呂合わせで8月2日は「8(ハ)」「2(ブ)」、「ハブの日」です。
2017年に「日本記念日協会」により正式に『8月2日は「ハブの日」』として認定されました。沖縄限定のスケジュール帳には記念日のひとつとして記載されています。
「ハブ供養」について
危険な毒蛇として恐れられるハブですが、沖縄の生態系のバランスを維持する大切な存在です。ハブの模様をモチーフにした伝統織物などの工芸、観光資源としての価値、また薬用その他の可能性も期待されており、研究が進められています。
日頃、ハブの恩恵に預かっているおきなわワールドでは、8月2日「ハブの日」に、ハブに感謝を捧げる意味で「ハブ供養」を行っています。
おきなわワールドとハブの関わり
おきなわワールドの「ハブ博物公園」は、ハブの事を多くの方に知ってもらい、ハブ被害を減らすことに貢献したいという考えの下、1979年にオープンしました。
以降40余年にわたり、ハブに関する資料や生体を展示しています。
人気のアトラクション「ハブとマングースのショー」。
ハブの生態を紹介しながら多くのお客様に楽しんでいただいています。
おきなわワールド内、南都酒造所では「ハブ酒」を製造・販売。
特殊処理で仕上げたハブ酒は、とても飲みやすいと評判です。
ハブは沖縄の自然の一部で特別な存在です。
8月2日は「ハブの日」。少しでも多くの方が、ハブへの理解と、ハブと人間の共存について考える日になると嬉しいです。
ハブさん、いつもありがとう。
<「ハブの日」認定まで>
・1982年のハブ博物公園内「天蛇観音」建立からハブ供養を行う。
・1992年より8月2日を「ハブの日」として、この日にハブ博物公園や南都酒造所などハブに関わる職員が参加し、毎年ハブ供養を実施。
・2012年より「沖縄手帳」に8月2日が「ハブの日」として掲載される。
・2017年には「日本記念日協会」により、正式に『8月2日は「ハブの日」』として認定され、沖縄の新しい記念日となる。